地球上の炭酸ガスを削減する応急方法(修正版Ⅲ)

 先日、国連気候行動サミットが開かれて、招待されたスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(16歳)が、
世界諸国の飽くなき経済活動は、世界の気候を、将来自分達の世代が安心して住めなくなる程に棄損しつつある旨、
全世界の政治家達の前で、その無思慮さに対し抗議したが、

筆者はずっと以前から、今のまま行くと思いの外早く、3世代くらい後には、人類は本当に滅亡の危機に直面するのではないか、という危惧を感じている。
まもなく人類が滅びてしまうのては、現在人々が苦労してやっていることには、意味が無いことになってしまうであろう。それで良いのか?

それより前に、住んでいる地域が住めないほど暑くなれば、
●涼しい地域を求めて、大量の人々が国境を越えて、民族移動のように移動することも起きるであろうし、
●人類が現在主な根拠地にしているデルタ地帯も、海水面が上がって、急激に面積が減少するので、住む場所そのものを求めても、人々は大集団で移動せねばならなくなり、隣国間あるいは国内でさえ戦争が起きるかも知れない。


現在気候に最も悪影響を及ぼしているのは、炭酸ガスの急増と言われている。これは、地下に炭素を閉じ込めていた化石燃料を大量に燃焼させることにより起きている。サンゴ礁の形成が、長期間地球上の炭酸ガスを減少させるのに寄与したそうであるが、その形成を待つとか、自然エネルギーを使用するというくらいでは、空気中の炭酸ガスをそれほど減らせそうにない。
炭酸ガスの発生量制限に反対しているのは、大概が、大資本家かあるいは大中企業から利益を得ている者達であるが、彼らは、何の科学的根拠も無しに、地球は温暖化していないとか、地球は炭酸ガスのせいで温暖化しているのではないとか勝手なことを言って、自分の代jまではあくまで最大限利益をむさぼろうと決め込んでいる。
北極海の氷が減って白熊が滅びそうになり、アルプスの氷河も次々と消滅しているというのに、なぜ地球は温暖化していないと言えるのか?
原因は何であれ、地球が温暖化して良いわけ無いのであるから、炭酸ガスを減らせば地球温暖化を食い止めらるのならば、それに協力すべきである。
反対する者達は、無責任な態度である上に、言っていることに全く筋が通っていないのである。
反対するのならば、
①地球上は温暖化していない  ②温暖化しても全然差し支えない  ③炭素ガス削減は地球温暖化防止に効果が無い
ということを証明して反対すべきである。それができないのならば黙っているべきである。

炭酸ガスを減らすには、単純に言うと、地上に有る炭素を減らせば良いのであるが、そのためには、地上に有る炭素を、どこかの段階で何らかの方法で、固定する必要が有る。要するに炭素を動けないように閉じ込めるのである。

炭素を動けないように閉じ込められる典型的な物体は、木炭である。木炭はほとんどが炭素であるので、炭素を閉じ込める時に最もコンパクトになるし、その上、生物が生産する天然の有機物(主に植物)のように、微生物の作用によって炭酸ガスに戻ることもない。
木を蒸し焼きにして木炭にする時に燃料が必要であるが、炭焼きの燃料としては、樹木を用いるのが普通であるので、化石燃料のようにそれ自体がマイナス要素になる心配は無い。木を炭にする時に出る熱ガスも発電に利用できる。
重量的には、80%くらいが木炭になって20%くらいが燃料になると思われる。
現在日本の私有林は、放置されて荒れているくらいであるので、そこに炭焼き用の木を植林すれば林業再生ともなって、一石二鳥であろう。

木炭の保存場所が問題になるが、地上に保存するのは量がかさばるし、火事や盗難の恐れも有るので、海底に保存するしかあるまい。
木炭は石のようなものであるので生態系に悪影響を及ぼすことはなく、それどころか微粒子吸着力によって環境浄化に役立つくらいであるので、どこに沈めても良いようなものであるが、早く土砂に埋没させるのならば、大河の河口付近に沈めるのが良いであろう。漁礁としても利用できるはずである。

どのような企業に木炭製造を負担させるかであるが、基本的には、炭酸ガス排出量が多い企業(電力会社など)に、費用を負担させるべきであろう。
現在は民活がトレンドになっているので、費用は企業が負担し、ベンチャー企業を募って、ベンチャー企業に製造させるのが良いのではないか?

日本は、東日本大震災によって発生した原発事故の結果、火力発電を大幅に増加せざるを得なくなっていて、そのため外国に非難されてもいるので、炭酸ガス削減の意思をアッピールするためにも、とにかく一旦はこのようなことを始めるべきである。口で「努力している」と言うだけで、何ら先導的なことはしないというのでは、不誠実な言い訳をしているとしか思われない。

先ずは環境庁が音頭を取って、木炭製造の件について諮問委員会を設置し、そこで審議して、ゴーサインを出すという形に持っていくべきであろう。また、国連の委員会に話を持ち掛けることも必要である。

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